最短記録が出ました
最近、午前5時の始発で出勤していることが多いのですが、会社に着くのが6時前ぐらいになります。
そこから大体9時ぐらいまでにメールやブログのチェックなどをするといった感じです。
いつものようにそんな作業をしていた午前7時にメールが届きました。
「初めてなんですが、本日の予約はできますか?現在難波にいます。」
難波というのは大阪の繁華街のひとつでテレビなどでは、くいだおれの人形やかに道楽の看板、グリコの看板などが有名な場所です。
僕の会社からは歩いて15分ぐらいのところにあります。
「これからでも大丈夫ですよ。」
と返信しました。
お会いしたのが8時少し過ぎでした。
過去最短でのご予約となりました。
難波からこんなに朝早くの問い合わせなので、徹夜明けの人なのかなと思っていたのですが、お話を聞くと出張で昨日から大阪に来ていて、今日は午後2時まで時間の余裕があるとのことでした。
音楽教室で講師をされていてたまに出張でいろんなところに行かれるそうです。
40代で独身とのことでした。
普段なら独身の方の場合、これからの男性との付き合いをどうしていくべきかとかセックス経験があまりないのであれば感じる方法などについて話をすることが多いのですが、僕が彼女の職業に興味が湧いたのでそちらの話を伺っているうちに時間が過ぎていきました。
落ち着いた感じの女性で口数も少なくて最初はどうなるのかなと思っていたのですが、部屋に入ると新居に引っ越してきたばかりの子供のようにいろんな扉を開けてまわり、楽しそうにされていました。
音楽教室では、ピアノと歌を教えられているそうです。
マッサージは手のひらから始めるのですが、ピアノを弾かれているにしてはすごく小さな手でした。
職業病なのか関節が曲がったまま成長していったらしくて3回も指を手術されたそうです。
そんなことを聞いたせいかもしれませんが、手のマッサージは特に時間をかけてさせていただきました。
彼女もマンツーマンで教えると言っていてお客さんの中に変な人がいませんかという質問をされました。
幸い今のところ変なお客さんにあたったことはないですと答え、逆に変なお客さんってどんな人ですかとお聞きしました。
お客さんの中には楽器や歌を勉強しにくるという目的ではなくて普段誰とも接する機会がないのか人としゃべるために利用しているような人がいるそうです。
一種のカウンセリングみたいになっています。
僕の性感マッサージも施術が主だったはずなんですが、今は話す時間が増えているような気がします。
もともとお客さんの求めているものって1回のサービスを提供して満たされるものでもないのかもしれません。
1度の利用で全てを満たして差し上げようとして中途半端なことをせず、ひとつのことだけに集中してそれについては満足していただくという方がいいのかなとも思いました。
いろんな出会いによって気付かされています。
早起きは三文の徳ってこういうことかもしれません。