性感マッサージをやめました
性感マッサージの途中でストップがかかり強制終了となりました。
今回依頼していただいたのは、離婚後独身で無くなったお父さんの変わりに事業を引きついだ女性です。
現在、遠距離ではありますが、新しいパートナーと年に3・4回会われているという事でした。
普段から肩や腰、足など全身がこってしまう様で2日に1回は整骨院に通われていらっしゃいます。
予約される前に何度かメールでやりとりしていて、彼女の方から予約されている女性を見ていると悩みをかかえていらっしゃって利用されているように思うが、自分は特にそういったことはないけど大丈夫でしょうか、ということをお聞きしていました。
これまでも同じように好奇心だけで利用された方もいらっしゃるので、特に問題はないと返答しました。
2日に1度整骨院でマッサージをされているとのことでしたので、
当日はマッサージを念入りにさせていただきました。
ひととおり終わった時点で、もっと重点的にしたい場所がないかどうかお聞きしましたが、
特にないとのことでしたので、そのまま性感マッサージを始めることに。
性感マッサージやセックスでも同じなのですが、女性が感じるためには脳を刺激しなければいけません。
脳を刺激するというのは、性感というお城の門を開けてもらって城下町に入ることから始まるような気がします。
今回の施術は結論からいうと硬く門が閉ざされた状態でした。
最後まで施術を行えば開く可能性はゼロではなかったかもしれませんが、
彼女自身が途中でストップをかけられたので、それ以上こちらがごり押しすることもないと思い、
そのまま施術終了となりました。
彼女は申し訳なさそうにされていて、実際言葉にも出されていました。
こちらのほうこそ期待に応えることが出来なかったということで、
逆に申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。
僕は性感マッサージ師という肩書きで性感マッサージをしますと言ってますが、
実際の施術では、依頼者のかたが一番いいと思われる時間の過ごし方が
出来るようになればと考えながら行っています。
今回、性感マッサージを始めてからある程度時間がたっても
女性が感じていないということが分かっていたので、
そのときに切り上げて通常のマッサージに変更してもよかったのかなと思いました。
アンケートには2度と利用することは無いと書かれてしまいましたが、
性感マッサージ抜きで、利用価値があれば再度予約をしていただきたいと考えています。
愛する人にしか性感の門を開かないということであれば、
その外ででも楽しく日常を忘れることは可能ではないかと思います。
これって性感マッサージ師としてのプライドが崩壊したための
苦しい言い訳なのかなとも思いますが、
こういったことを経験することもまた一歩進むためには必要だったと思います。
彼女は、一緒にいた時間は仕事のことや家のことを忘れることができたと言ってくれました。
少しは貢献できたのかなと前向きに捉えるようにします。
今回は初めての経験で、いい日となりました。