年に一度の発情期
京都からお越しいただきました。
待ち合わせ場所には真面目で大人しそうな女性が佇んでいらっしゃいました。ホテルまでの道中、恥ずかしそうに顔をハンカチで隠されていたので、こういったサービスは初めてですかとお聞きしたところ1年前に一度ありますと答えられました。
部屋に入って依頼された理由をお聞きするとぽつりぽつりとお話をされていたのですが、皆さんどこまで話されるんですかと聞かれました。
僕は大体の方はご主人やもちろん友人などにも話せないことをまったく関係の無い(影響がない)人に話すことによって結構気持ちが楽にならるんですよと切りだし、理由を聞くのが目的ではなくて話してすっきりしていただくのが目的ですとお答えしました。
少し安心されたのか単身赴任のご主人が早いということに不満をお持ちだということ去年同窓会で知り合った先輩と定期的に会うことになったが彼も早いということをお聞きしました。
その前に部屋に入っていきなり結婚は失敗だったと言われたことに少しびっくりしました。
結婚してすぐ失敗したと思ったそうですが、そのまま20年以上が過ぎこの2・3年ほど前から年に一回発情期がやってくるということです。
去年は我慢の限界を超えてしまって出張マッサージを利用したとのことでした。
ただ終わってから後悔されたということで、今回はそうならなければいいですがと言いました。
彼女は結婚前に6年間ほど付き合っていた男性がいたようで、その方との体の相性がとてもよかったらしいです。
ご主人にしても今の彼氏にしても早いということに不満を持つとともにそれに対して要求が出せない自分にもストレスを感じられているようです。
今回の場合は当然のことですがセックスをするわけではないので、早いという不満はもたれないと思いとにかく感じていただこうと敏感だと思った場所が見つかると徹底的に責めていきました。
彼女は左の腰より少し下あたりが敏感のようです。
ほぼ全身を指先で触れていくので金属探知機のような感じです。
ほとんど反応を見せられていなかったので、見つけたときはやっとスタート地点に立てたという気分でした。
それからそこを基点に性感度を上げていき何度か絶頂を迎えていただくことが出来ました。
待ち合わせ場所にいたときのイメージとは全然違う艶やかな表情を浮かべた女性がじっと僕を見つめていました。
早漏に不満を持って来られた女性にとっては指で絶頂を迎えても逆に不満が残るようです。
こればかりは要望にお答えすることが出来ないので、押し問答のように過ごしました。
最後のほうは逆にそれが漫才のように楽しい雰囲気となり、なんとか納得していただいて満足(?)していただいたように思います。
いや
後悔だけはなかったかな
と訂正しておきます。