今回の依頼者は40代後半の既婚女性です。
予約のメールはひと月ほど前にあったのですが、最初のメールから僕のことを先生と呼び、お会いして施術が終わるまでずっとそのままでした。

その理由は彼女の施術予約の動機が原因であることが話をお聞きしていくうちにわかりました。

現在彼女には夫の他にお付き合いをされている男性がいます。

結婚してから夫以外の男性と付き合ったことは無く、その彼と出会ったことにより嫌悪の対象でしかなかったセックスに対する印象が180度変わったと教えてくれました。

夫とのセックスは子供を作るための手段でしかなく、キスに関しては気持ちが悪くてしかたがなかったそうですが、その彼と初めて関係を持った時からそれまで気持ち悪いとしか思えなかったキスに対する抵抗がまったく無かったとのことでした。

逆に今はどうしたらもっと彼に喜んでもらえるのかということを学びたいということで予約をしていただいたのです。

肉体的な快感を得てもらうことも大切ですが、彼女のそういった相手に対する気持ちが伝わっているのならあえてテクニックを覚える必要は無いのではと思いましたが、2・3アドバイスのようなものを送らせてもらいました。

施術は彼女の学びたいということを優先したものではなく、いつもと変わらない通常の内容で行いました。

僕のマッサージは普通のマッサージから始まり施術時間の半分が過ぎたころから性感マッサージへと移行します。

最初は仰向けになっていただき右手の手のひらや指のマッサージから行うのですが、手の血行が良くなるのに比例して彼女のお腹から結構な音が鳴り始めました。

それは左手に移っても同じでその音でそれまで緊張していた空気が和んだように思います。

手や足の指は内臓と繋がっているため刺激をすると内臓にも影響を与えるようです。

結果的には最初の目的を達成することは出来なかったかも知れませんが、彼とのセックスにおいてあまり深く考えず互いに楽しむことが一番だということは伝わったような気がします。

50歳を目前にしてセックスの楽しさに出会えた彼女はとても幸せだと思いました。