僕がやっている性感マッサージは、無店舗型性風俗特殊営業といって、公安委員会に届け出をして営業が可能となるのですが、それをしたのが2012年で、今年で8年が経過しました。
届け出をした頃は、精力的にブログや裏施術日記などを熱心に書いていて、問い合わせや予約のメールもたくさんいただいていたのですが、その頃、毎日のようにメールをいただいていた30代の既婚女性が今回の依頼者です。
彼女とは2年ほどやり取りをし、ある日を境にぱったりとメールが来なくなりました。メールが来ないというのは、僕の存在が必要でないと判断して、よほどのことでないとこちらから連絡をすることはないのですが、6年ぶりにメールをいただき、今回、初めてお会いすることになったのです。
メールが来なくなった理由のひとつとして、彼女の出産があったようです。
出産後、少しの期間セックスレスになったようでしたが、もともと仲のいいご夫婦のようで、しばらくしてからまた定期的に夫婦生活が再開したそうですが、昨年末ぐらいから関係がギクシャクするようになり、今までの夫婦生活ではなかった状況になっていて、セックスレスについてもお互いの価値観が違うため、ひとりで苦しまれていたようです。
話しをされているうちに目に涙が溢れだし、それまで我慢してきたものが、僕に話すことでいっきにあふれ出たのかも知れません。
ただ、じっくりとお話をお聞きした印象としては、まだ修復は十分可能ではないかなということでした。
施術を予約するという大きな一歩を踏み出したことで、間違いなくこれまでとは違う世界に踏み込んだことになりますし、これまで余裕がなかったせいで、ご主人のことも表面的で直線的にしか見えなかったのかも知れません。
施術は肉体的な快楽を得るということもありますが、それ以上に精神的な余裕を得られるという効果もあります。体験したことで少し余裕を持って見ることができるようになると思います。
僕は人生を楽しむために一番必要なことは、自分を犠牲にしないことだと思っています。自分を犠牲にしたところで、それによって得られるものなど僅かしかありません。
家族を幸せにしたり、夫婦関係を良くしたいのであればまずは自分が現状に満足して幸せだと感じることだと思います。
とても幸せだと思えない環境であるのなら、今回の依頼者の方のように自分から前に一歩踏み出すことです。
彼女の未来は、きっと明るいものになるだろうなと確信できる施術となりました。
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8年越しの施術
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