夫が家族のようになり、セックスが近親相姦を連想してしまうといった話を聞く機会がありました。

同じように感じる女性もいらっしゃるだろうと思いますが、男性も同じ気持ちを持っているような気がします。

もしかするとその割合は、女性よりも男性のほうが多いかもしれません。

僕は初めての出産に立ち会ったのですが、その経験から妻を女性としてみるよりも母親として見ることが多くなり、自然とセックスに対して積極的ではなくなったのです。

女性は出産直後、育児に追われ、セックスどころではなくなるそうですが、その期間に夫からセックスを求められると苦痛に感じるともよく聞きます。

今回の依頼者も出産後、夫からの要求を拒んでいるうちにセックスレスになったそうです。

セックスそのものが嫌いになったわけではなく、夫とのセックスは考えられなくなっていると話してくださいました。

夫婦にセックスの大切さを訴え、それを手ほどきするセックスカウンセラーのような人たちもたくさんいて、それを利用することで破綻しかけの夫婦関係を修復できたといった話も聞きますが、僕は夫婦関係においてセックスを重要視するべきではないと考えています。

施術予約をする女性には、夫婦なんだからちゃんとセックス出来ていないということの不満を抱えたり、女性としての自信を失っていたりする人が多いのですが、最初から夫婦にセックスはそれほど重要ではないという考え方が浸透していれば、悩む人が後を立たないといった状況が変わるような気がします。

抑えきれない性欲があるのだったら、夫以外で満たすことが当たり前の世の中のほうが、息苦しさが解消されるはずです。

結婚して、一生浮気もせず添い遂げることは理想ですが、ほとんど不可能です。

夫婦関係が破綻するのは、セックスだけでなく、日常のほんのささいなことが原因になる場合もありますが、セックスがなくても夫婦関係が良好だということも十分にありえるのです。

結婚は契約事ですが、夫婦という単位を優先するよりもまず個人を優先するべきです。

施術後に、賞味期限の長い彼を見つけたいといった内容のメールをいただきました。

きっといい人が見つかり、自分も家族も夫婦関係もすべてがうまく機能していくような気がします。

《2016年度スケジュール》
東京出張:9月8日(木)~9月14日(水)