今回の依頼者は、20代前半の独身女性です。お会いしたときに一番感じたのが、健康そうだということでした。

動きやすそうなジャンパーにリュックという姿で、これから性感マッサージに行くというよりも、高原にトレッキングしに行くといったほうが、しっくりくるような気がしました。

年齢的なものもありますが、体からは健康オーラがこれでもかというぐらいに出ています。

依頼された動機は、常々マッサージ(普通の)を受けてみたいと思っていたのが、調べているうちに僕のところにたどり着いたようで、これもありかもということで見つけてすぐに決められたようです。

マッサージ40%、性感マッサージへの好奇心60%というわかりやすい動機です。

20代の独身女性のほとんどは、付き合っている彼とのセックスに対する不満が動機になっているのですが、彼女も付き合いだして間が無い彼がいて、その彼とのセックスでは自分の言いたいことが言えないということでした。

しかし、それに対して不満があるから施術を依頼したわけではなく、彼とのセックスを今以上に改善したいという気持ちも無さそうでした。

僕が20代の頃を思い返してみると、当時付き合っていた彼女がセックスに関して満足していたかどうかなど、まったく考えたことも無く、それでも二人の関係にそのことが問題でギクシャクもしていませんでした。

今回の依頼者の女性と話しているうちに、なんでもかんでもお互いが満足できるセックスをするべきだと考えすぎている自分がいることに気づいたのです。

お会いしてから別れるまで終始笑顔で、彼に内緒で施術をしたという罪悪感やうしろめたさなどもまったく感じることもなく、また明日から仕事と交際を楽しく過ごしている彼女の姿が想像できました。

今回の施術では、凝り固まった思考を逆に彼女がマッサージして揉み解してくれた気がします。