数ヶ月前にご主人と死別された20代半ばの女性から依頼を受けました。
身近な人との別れは、自分が思うよりも実感が湧きにくいのいかもしれません。
待ち合わせ場所からホテルまでの道中で、彼女は未だに夫を亡くした実感が湧かないと話してくださいました。
状況はまったく違いますが、僕も半年ほど前に母を亡くし、実感を持てていないと返答しました。
人の生死というのは、僕たちが理解できない次元で語るべきことなのかもしれません。
かけがいのない人を亡くした人に対して同情するのは簡単ですが、僕はその人の気持ちと同じレベルになる自信が持てないせいか、同情よりもただ、話を聞くことしか出来ませんでした。
これまで彼女のように死別だけでなく、若い頃に離婚し、小さな子供を母親ひとりで育ててきたという女性を何人も見てきました。
もしかすると自分の母とイメージをかぶせていたのかもしれません。
離婚や死別に関わらず、幼い子供を一人で育てていく女性は、間違いなく自分のことよりも子供を優先します。
今回依頼されたのは、こらから一人で子供を育てていくために自分の決意を確認する意味があったのではないでしょうか。
まだ20代の彼女には、これまで以上に長い年月を生きていくはずですから、是非亡くなったご主人やこれから成長するお子さんと共に楽しい人生を歩んでいっていただきたいと思います。
残された人生の生き方について
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