「ご主人と話し合いをしないんですか」

将来的には離婚を考えているという依頼者の女性にそう質問しました。

彼女は、一瞬呆れたような表情で、離婚を決めた経緯について話をしてくれました。

彼女の中では話し合いをするという時期はとっくに過ぎているということが理解でき、最初にした質問に対するリアクションの意味が判りました。

女性が決意をしたときは、最終判断であって、それを覆すのはほぼ不可能に近いのだということも同時に思いました。

今回の依頼者は、女性には珍しいというと女性にも依頼者にも失礼かも知れませんが、感情で判断するというよりも計算して計画的に行動を選択するという人です。

50歳を目前にして、これまでの人生の過し方について少し疑問が生じ、今後の人生では、直感的な選択も試みてみようと思われたのかも知れませんが、今回の依頼については、遠距離で好きな人が出来たことに対して、別の選択肢も模索しようと思ったということだったので、感情的というよりは、計算に基づいて行動を起こされたように思います。

結果はどうだったのでしょう。

興味の湧くところですが、離婚をするしないにかかわらず、とにかく毎日を自分の楽しい時間で満たされるような生活を送って欲しいなと思います。

年をとればとるほど時間の流れが速く感じますが、その分濃密な時間を過すことが可能になるはずです。

残りの時間をどう使うかは、本人の考え方次第でかなり変わると思いますから。