待ち合わせ場所にいらっしゃったのは、30代前半の安定期に入られた妊婦さんでした。

これまでも数人の妊婦さんが来られましたが、共通するのは夫が妊娠中のセックスに対して積極的ではないということです。

そのほとんどが、お腹にいる子供を気遣ってのことなのかも知れません。

「子供が脳震盪(のうしんとう)でも起こしたらどうするんだ!」

彼女のご主人は真顔でそう言われたそうです。

笑い話のようですが、確かにそう思っても不思議ではないかも知れないなと彼女の話を聞きながら妙に納得している自分がいました。

夫が考えるよりもお腹の中に抱えている女性の考えのほうが100倍正しいとは思うのですが、大丈夫だからと言われても素直に受け入れることが出来ないという男性心理も理解できます。

しかし、女性からすると妊娠中はとくに夫からの優しさを求めたい時期であるのは間違いないでしょう。

脳震盪を起こすような激しいセックスでなくても愛情や優しさを感じてもらえるセックスが出来るようになればいいのに。

そんなことを思いながらの施術となりました。