富士山とセックスレス
富士山に登った経験のある人は、気分が悪くなる記事かも知れませんので、読まないほうがいいような気がします。
前にも何度か書いていますが、セックスレスの悩みを抱えている女性をみるとどうしてこんなに魅力的な人としたいと思わないのだろうといつも不思議に思ってしまいます。
最近の会話をしたなかで、近くに寄りすぎて輝きが見えなくなっているとふと話したことがあるのですが、あとからそのことについてゆっくり考えていると富士山を思い出しました。
富士山といって誰もが想像するのは、左右対称にバランスがとれて落ちついていて雄大な形だと思います。
季節や時間によってもその表情が変わりますし、見る場所によっても様々な顔を見せてくれます。
そのどれもが魅力的であり、どれが一番だと決めることは出来ません。
それらに共通しているのは、どれもある一定の距離をおいて眺めているということです。
日本一の山の頂上に上りたいという気持ちは、理解できますが、それは富士山の魅力とはなにも関係のない行動のような気がします。
ほかの登山客の残したゴミなどを見て幻滅している人もいるかも知れません。
以前、不倫関係はすき焼きで肉ばかり食べるようなものだという例えをしたことがありますが、夫婦関係だけでなく人間関係全般においても、いいとこ取りをして接することが関係を維持するための秘訣なのかも知れません。
結婚して夫婦仲がうまくいってないのは、どちらかが頂上を目指しているようなものかも知れません。
そういえば頂上に到達することを征服とかいいますしね。
決して山頂からの景色を眺めたいから結婚したのではなく、遠くからみたフォルムに惹かれたから結婚したはずなのにいつのまにか忘れてしまっているのでしょう。
結婚したらお互いに隠し事をしないで、全てをさらけだすことが大事だと豪語する人もいますが、わざわざ余計なものまで知る必要はないのではないでしょうか。
素晴らしい映画や演劇の舞台裏を見るのは、はたまには面白いかも知れませんが、全部をごちゃまぜにして観るものではないはずです。
もしパートナーに魅力を感じなくなっていると思ったら、自分が近づきすぎていると感じてください。
仮に相手からセックスを要求されたら、今はふもとまで来てしまっているので、河口湖あたりまで移動するまで待って欲しいと言えばいいと思います。
その時に大事なのは、富士山も一緒についてこないことでしょう。