空気を描く
いつも我が道を行く!
といった感じでいろんなところで発言をしていますが、決して周りを無視して自己中心的な行動をしているわけではないということを今更ですが、お伝えしておこうと思います。
目の前の出来事全てが自己がもたらす現象だと思っている訳なんですが、その中でも一番大切なことは自分とはいったいどんなものなんだろうということです。
そこで今日は自分の見つけ方について記事を書きます。
自分の存在を知るためには自分以外のものに焦点をあてる必要があります。
相談していただく方で多いのが、自分の魅力についてわかっていないことです。
自分なんて・・・といった人が多いのです。
あと、必要以上に自分の容姿や行動を気にされています。
そういう人が多いということは、大抵の人は自分にしか興味がないわけで、自分が思うほど回りは気にしていません。
必要以上に自分にこだわっているために結果的に自分を歪曲して見てしまっています。
形がいびつになるのです。
僕は美術大学へ進学するためにデッサンの勉強をしていました。
その時によく講師から言われたのが、「空気を描け」です。
静物にしても石膏像にしても本物そっくりに描くためには、そのものだけに注目するのではなく、その輪郭や奥行きなどの周りに注目しなければなりません。
もっと言えば匂いや硬さや重さ、手触りなど視覚以外からの情報も1枚の紙の上に表現します。
本物そっくりではなく本物以上に描く必要があるのです。
デッサンを習い始めたときは、モチーフ(描く対象物)だけに注目して描いていたために結果的に形もいびつで立体感も重量感もないペラペラの作品しか描くことが出来ませんでした。
自分を知るということもデッサンを描くことと同じだと思います。
自信が持てないというのは、自分の魅力を理解できていないせいなので、自分を見つめるのではなく周りを観察してデッサンしていくことで、自分自身が鮮明に現れてくるはずです。
自分の頭の中だけで悩むのではなく、一歩外に出てみて周りを見渡して見て下さい。
きっとあなたの存在が実感できることでしょう。