2013-06-10 日常・雑記

おばけ2

昨日の話の中で紹介したご主人の浮気疑惑で悩まれている女性から衝撃のメールが届きました。夫婦関係がうまくいかないのは、家に問題があると知り合いの人に言われたそうです。

そういうのは結構良く聞く話ですが、驚いたのはその家には実際に幽霊が出て、奥さんはその幽霊に対して説教をしたということでした。姿は見えないのだけれど話し合いをされたそうです。

ご主人に対しては、自分の思いをちゃんと言えないのに幽霊に対しては言えるんですよねってメールに書かれていました。幽霊よりも最愛のパートナーのほうが話しづらいってどういう訳なんでしょうか。

彼女が一緒に天国に行きたいと言ったのは、天国での生活なら仕事に追われることもなく、ずっとご主人と一緒に居られるから浮気はしないだろうという理由からでした。

あらためて彼女のご主人への愛を感じるメールとなりました。それはそれでとてもいいなと素直に思ったのですが、少し疑問に思ったことがあります。天国ってなんにもしなくても快適な場所で、おいしいものをタダで食べられるのでしょうか。

と言うよりも眠ることも食事をすることもなくなるのでしょうか。

人間の3大欲求として、食欲・性欲・睡眠欲があると言われていますが、そのうちの二つはなくて性欲だけ残っているというのも矛盾しているので、もし天国が眠らなくても食べなくてもいい場所であるのなら、性欲も湧かないと思った方がいいかも知れません。

パートナーに対して性欲も湧かないのであれば、なにを基準に愛を確認するのでしょう。

腕枕をされてもまったく眠ることがないとしたら、それって気持ちいいのでしょうか。

当然、死なない訳ですから子供を作ることもないでしょう。歳もとらないのかもしれません。

欲望も湧かず、なんの変化もない状況の中で終わりのない時間を過ごすなんて刑務所の終身刑よりもつらいような気がするのは僕だけなのでしょうか。

よく宗教などで生きている間に正しいことをしていればかならず天国や極楽にいけるとありますが、そんなにいいものなのかどうかをちゃんと考えた人って少ないような気がします。

地獄で毎日拷問をうけるほうがよっぽどスリリングで退屈しないかもしれません。

死ぬことがないのですから、富士急ハイランドの絶叫マシンにずっと乗っている感覚のようになるのかも。

話は少し飛びますが、今日は施術を検討したいので、電話で話が出来ますか?という既婚女性とお話をさせていただきました。

彼女はご主人を裏切ることになるという罪悪感と利用することで個人情報などが流出して私生活に被害が出ないかという心配をされていました。

さっきの天国ではないですが、嫌なことも心配ごともなにもない世界なんて生きていても楽しくないと思います。

悩み苦しんだからこそ、その先に掴んだものに価値が出るはずです。

僕は常々自分が生まれてから背負ってきたものを剥がす作業を心がけています。

精神的な病気になるひとは、自分の許容範囲以上の重荷を心に背負ってしまって、がんじがらめになっています。

そんな窮屈な自分を変えたいと思っていても本当の自分がそれを許しません。

頑固な自己が存在します。

他人を変えることは難しいので、自分を変えればいいとよく言いますが、もしかすると他人を変える以上に自己を変えることは難しいかも知れません。

自己を変えるための第一歩はとにかく自分を誉めてあげること、自分に惚れることだと思います。

不器用な自分であっても、失敗ばかりしても、体が弱くても、とにかく今の自分を評価してあげることが大切だと思います。

他人から生意気だと思われても助けてくれるのは自分しかいないのですから気にすることなどありません。

天国や地獄はおばけになってから行くところではなくて、常に自分の心の中にあると考えた方がよさそうです。

神様も閻魔大王も結局は自分なんだと理解することが出来たら、今の生き方が少し変わるような気がします。

2012〜2013年のYahoo!ブログ掲載記事。『集客の書』収録版から復元。
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