2013-05-31 人生・思想

アリとキリギリス

性感マッサージ師をしていることを回りには黙っているのですが、ほんの数人だけ知っている人がいます。

その中に同業の社長がいて、先日彼との話し合いで「アリとキリギリス」の話が出ました。

彼からすると目の前にいる人間が、本業とは別に性感マッサージ師をしているということが、未だに不思議に思っていることと思います。

僕自身が一番不思議に思っているので、他人がそう思うのは当たり前のことではあるのですが、その中で自分の好きなことをやって生きていきたいというようなことをもらしたところ、彼からアリとキリギリスの話が出ました。

自分はアリのようにこつこつ蓄えをしていく性格だとフォローするかのように言われたのですが、僕のことがその日ぐらしのキリギリスとダブってしまったのかも知れません。

確かになにも保証がなく、現在のところ毎月有余るような収入を得ているわけではないので、彼がそう思うのも無理はありません。

僕自身も不安に思うことがないと言えば嘘になりますが、今よりも何倍も稼いでいたころよりも心が安定しています。

その原因は、2年ほど前から考え方をガラッと変えて自分に投資をすることを最優先にしたからです。

それは今でもずっと続けています。

自分に投資をすることと合わせて自分をブランド化させるということも意識しています。

それはこの先どんな時代になろうとも無くならないものだと思っているからです。

なにかに依存して生活していると依存先にもしなにかが起きたときは、自分の力ではどうすることも出来ない連鎖が起きてしまいます。

それは僕からみるとキリギリスの生活に見えてしまいます。安定しているように見えてかなり危うい状態だと思うのです。

アリが自分達の巣に食べ物をせっせと運び込むように僕は自分の頭の中に少しずつですが、いろんなものを詰め込んでいます。

僕の中ではキリギリスではなく完全なアリだと思っています。

いつも楽しく過ごそうということが根底にありますが、寝ている最中でもいろんなことを考えています。

夢でいいアイデアが突然沸き起こらないかといつもワクワクしながら眠りについたりすることもよくあります。

24時間働いているとも言えるかもしれません。仕事というよりも自分を形成するために全力で生きているという感じかもしれません。

性風俗という外からみるといかにも危うい産業だと思われる人もいるかも知れませんが、ひとりでもその価値を感じてくれる人がいれば、それで商売としては成り立つ可能性があると思います。

どんな業界にいてもそこで使い捨てられる人と自立して別の分野でも出来る人とはやっていることが同じように見えても内面的にはまったく違うことをしていると思います。

僕の理想を言えばキリギリスのように見られながらアリの勤勉さをさとられないようなのが、いいのかなと思います。

アリとキリギリスの話は、どちらの生き方がいいのかということではなく、二つのことを同時に出来るようになれば一番いいだろうという話かも知れません。

2012〜2013年のYahoo!ブログ掲載記事。『集客の書』収録版から復元。
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