マッサージと性感マッサージの境界線
僕は性感マッサージの施術以外に性感マッサージ師を目指す人たちへのサポートとしてコンサルティングやノウハウをまとめたレポートなどを提供しています。
今日は電話コンサルティングを申し込まれたかたとの第1回目のコンサルティングになります。
彼の目標は、店舗を構えて整体院を経営し、整体に加えて性感をマッサージをしたいということでした。
手技のみで性感染症につながる行為は一切なしの施術を目指しています。
ここで店舗型の風俗営業について説明します。
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律が昭和23年に施行され、いろんな改正を経て、平成24年の改正をもって現在の法律となっています。
その法律の第1章第2条6の二の原文をそのまま記載します。
ニ個室を設け、当該個室において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業(前号に該当する営業を除く。)前号とはキャバレーやダンスホール、喫茶店、マージャン店などの一般的な風俗営業のことです。
この条文で性風俗営業と判断されるところは、「異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する」ということになると思います。
とくに「性的好奇心」というところが問題になるはずです。
現在、僕に施術を依頼される女性の中には以下のような人がいます。
●不感症の改善●更年期による体質改善●性交痛の改善●子宮筋腫や癌などの手術に対しての心の安定と術後のケア●アトピーなどの病気が原因で恋愛に積極的になれない人へのカウンセリング●未経験あるいは経験の浅い人へのサポート上記以外の方のほとんどが精神的な安定を求めるために利用されています。
性的好奇心とはまったく違う理由で施術をさせていただいているのです。
今のところ女性向けの性風俗自体が、あまり認知されていないために、性的好奇心だけで簡単に利用するという土壌がそもそもないからだと思われます。
今日の彼が店舗を構えて男女の区別なく性感をマッサージをすることによって、これまでにあった整体院や接骨院などでは改善されない症状に効果がある施術方法を開発し、それを広めていくことが出来れば、この法律を改正するのか、性風俗とみなされないものと判断されるかのどちらかになるでしょう。
僕はまたカップルへのサービスも提供しています。
それはカップルのテクニックが未熟で、お互いが満足できない状況の場合に限り、セックスについての考え方やテクニックを教えるというものです。
過去に10件以上もの問い合わせがありましたが、それら全てが普通のセックスには満足できなくて新しい刺激を求めている人たちでした。
僕の趣旨とは違うので全てお断りさせていただいていて、まだ1組も受けたことがありません。
もし仮にこれを受けた場合にも性風俗というものになるのでしょうか。
僕は、セックスの変わりにタクティリスを推奨していますが、服を脱がなくても成立するタクティリスには性的好奇心などが存在するのかどうかも疑問です。
リピートされる方の中には生理になっても依頼してくださる人もいます。ただ会って会話をして触れ合うだけで満足してくださるのです。僕も風俗通いをしていた最後のほうは、服も脱がず、手もふれずに会話だけして帰ったことがよくありました。性的好奇心がなかったというのは、嘘になると思いますが、少なくとも接触はありません。
マッサージと性感マッサージの境界線というタイトルにしましたが、今の僕の施術でいえばマッサージは性感マッサージをより効果的に受けていただくための下準備のようなものになっています。
性感マッサージはオーガズムを味わっていただくことよりも心にエネルギーをためてもらうためのものです。
そこには境界線などはありません。
お客さんを楽にしてあげるという行為に線を引くこと自体おかしいのかも知れないですね。