タクティリス
タクティリスとはもともとラテン語で触れるという意味で、1960年代にスウェーデンの看護師が未熟児を撫でることによって発育が順調になっていることを発見してタクティール・ケアとして広めたそうです。
認知症などにも効果があるみたいで暴力など凶暴性を抑えることにも利用されています。
タクティリスとはそのまま「触れる」という言葉ですが、性感マッサージ師をやっていると話を聞くだけでも楽になったという女性も多く、その延長線上で手を握ったり、抱きしめたりすることで心の充足感を得ていただいています。
夫婦生活で問題となるセックスですが、そもそもセックスに対する固定観念が男女によっても違いますしセックス=性欲のはけ口といったイメージがあります。
挿入しなければとかオーガズムに達しなければとかいかせないととかなんとなく本来の目的である二人の愛を確かめ合うというよりもゲームでボスキャラを倒すような感覚でセックスをしている人がほとんどです。
セックスレスも問題ですが、どちらか一方だけが満足するセックスも大問題です。そういったセックスに共通するのは相手が不満に思っていると感じていないことです。
不満を持っていても夫婦関係、家族関係を維持しなければいけないとか相手がよろこんでいるのならそれでいいといった愛情で乗り切っているようです。
セックスに関する教則本などもちまたに溢れかえっているでしょうし、雑誌のセックス特集でもそれらしいことが書かれています。
ただそれ以上に見世物としてセックスを商品化しているためにそれが男女のスキンシップとして正しい行為であるとほとんどの人が思っています。
初恋の相手と初めて手をつないだときのことを思い出して欲しいと思います。
心臓が口から飛び出るほどの興奮を覚えたはずです。
そこには説明できないほどの幸福感が存在したはずです。
タクティリスはその時の衝撃を再現するとまではいきませんが、裸でなくても近くにいて触れ合うことで安心感やお互いの愛情を確認するための行為として確立できればいいなと思います。
もちろん従来のセックス同様、生殖行為に至ることもあるとは思いますが、それはあくまでも2次的な要素として考えればいいことであって、本来の目的は相手が気持ちいいとか癒されているときに発っしているエネルギーを受け取り、自分も同じ気持ちになることが目的です。
互いにエネルギーの交流が出来ると相乗効果となり、その気持ちよさはどんどん増幅していきます。
そうすることで自然に相手に対する愛情が芽生えたり相手からの愛情を確認できたりします。
タクティリスが広まればバイアグラなどの薬は必要なくなりますし、更年期による性交痛などに悩まなくてもよくなります。挿入は必須条件ではないからです。
逆にもしかするとタクティリスを日常で行うことによって勃起不全が治ったり、自然に愛液が分泌されるようになるかもしれません。
セックスの場合は、邪魔臭くても挿入して射精すれば一応面目はたったということになると考えている人にとっては逆にもっと邪魔臭いと感じられるかもしれませんが、タクティリスを当たり前のようにする社会になれば奥さんのイライラなどはかなり減るはずですし、セックスそのものが別のものとなります。
僕は施術をさせていただいた女性から自信を持てるようになったという感想をよくいただきます。
それは裏を返せば普段の性行為が、自信喪失につながっているということだと思います。
一生懸命、家事や育児、仕事などをこなしていても女性としてパートナーから認めてもらえないのは本当につらいことだということをたくさんの女性からの声として聞いています。
もしあなたが既婚男性であるのなら奥さんに対して癒してあげたいという気持ちで触れてあげてください。
家を守る人の心が充実していると家全体があなたにとっても気持ちいい場所に変わるはずです。
タクティリス。
タクティリス。
タクティリス。
3回唱えながら今晩、彼女の手を握ってあげてくださいね。
魔法の言葉となるはずですから。