2013-04-15 性とセックス

変態とは

前回の記事の締めくくりで変態という言葉を使っていましたが、あらためて変態について考えてみました。

変態は4つに分類されるようです。

完全変態不完全変態過変態無変態完全変態とは幼虫→サナギ→成虫で、不完全変態は幼虫→成虫です。過変態というのは幼虫期に著しく形状が変わることを指すようで、無変態は脱皮のように大きさだけが変化することをいいます。

では、一部の人に対して「ヘンタイ!」と断定するときは4つのうちのどれに当てはまるんでしょうか。

たとえば下着泥棒や覗き魔、痴漢などに対して「ヘンタイ!」と安易にレッテルを貼る風潮がありますが、彼らは本当に変態なのか。

どちらかというと自分の欲望のままに行動しているだけに見えて変態というよりもいたって普通の人に思えてしまいます。

SM 愛好家やスワッピングなどに性的興奮を覚える人たちについても同じで好奇心や探究心が旺盛な人の着地点のようなもので、「ヘンタイ!」ということ自体に違和感があります。

ではどうしてそういった人たちを「ヘンタイ!」と呼ぶようになったのか。

ちなみに「変態」をネット辞書で検索してみると以下の結果となりました。(大辞泉より)1形や状態を変えること。また、その形や状態。

2普通の状態と違うこと。異常な、または病的な状態。

3性的倒錯があって、性行動が普通とは変わっている状態。変態性欲。

4動物で、幼生から成体になる過程で形態を変えること。おたまじゃくしがカエルに、蛹(さなぎ)がチョウになるなど。

5植物で、根・茎・葉などが本来の形から変化し、著しく異なる形態をとること。葉がとげとなるなど。

6同じ化学組成で物理的性質の異なる物質の状態。温度変化などによって生じることが多い。単体の場合には同素体という。転位。

人に対しては2と3が当てはまるのですが、どちらも結局「普通」とは違う状態のことを指しています。

納得する説明をするためには「普通」についてちゃんと理解しなければいけないようです。

「性」あるいは「性欲」「性癖」などのカテゴリで「普通」って存在するのか・・・。

「普通のセックスしか経験したことない」などという言葉を耳にすることがありますが、普通のセックスとはいったいどのようなものなんでしょうか。

キス→胸への愛撫→陰部への愛撫→挿入→フィニッシュ・・・でしょうか?

前回の記事では僕が女性の心に欲情をもよおすということで変態なのかもといいましたが、普通のセックスというものの中にはそもそもそういったものと比較のしようがない別の次元のもののようにも感じられます。

昆虫などにおいての変態を別のいいかたにすると進化していると例えられるのではないかと思います。

4つの変態の最後の無変態では脱皮で大きくなるとありましたが、人間に置き換えてみても成長したときに一皮むけたと言われることがあります。

本当の意味での変態を主張するのであればその分野において誰がみても一皮むけたと思われるぐらいの成長を見せる必要があるのかもしれません。

性の世界、とりわけ性風俗の世界において変態と呼ばれるぐらいの存在になりたいと少し思うようになりました。

2012〜2013年のYahoo!ブログ掲載記事。『集客の書』収録版から復元。
← ブログ一覧に戻る