ソメイヨシノ
先日、紹介した近くの神社の桜は3割ぐらいが散っていて青々とした葉っぱが目立ってきています。
今日、弁当屋さんでしゃけ弁当を買ったら店のおやじさんが話しかけてきました。
大阪城の桜は今日が満開だということでした。近くの神社はエネルギーが強いせいで早く咲くのか、大阪城は台地にあるので、多少気温が低くなっているせいで遅いのかはわかりませんが、あまり距離が離れていないにも関わらず咲き方に違いが出ているようです。
ところで桜は花が先に咲いて後から葉が出てくるようですが、普通の植物とは順番が逆になっているようです。
どうしてなんでしょうか?という性感マッサージとはまったく関係ないメールをいただいたので、少し調べてみました。
全ての桜がそうというわけではなく風媒花と言われる風で花粉を広める種類の桜は先に葉が出ると花粉を飛ばしにくいということからそうなっているということでした。
僕たちがよく目にする桜はほとんどソメイヨシノです。
ソメイヨシノは江戸末期から明治初期にかけて江戸の染井村に住む園芸職人らの手によって精力的に育てられたようです。もともとは葉よりも花が先に咲く日本原産系のエドヒガンという桜と大きく整った花形のオオシマザクラを交配させて誕生しました。
風媒花ということで花粉を風で飛ばすために花を咲かせているのですが、それによって新しい芽が出ることはなく、ソメイヨシノは全て人の手によって接木して増やされています。
全てがクローンだということで、咲く時期が見事に一致するのはそのせいです。
人間の都合によって自ら子孫を残すことが出来なくなった植物を日本を代表する花と喜んでいた自分を少し恥ずかしく思いました。
桜に限らず自然の法則を自分達の都合のいいように歪曲させるのは、人間の得意技です。ただしもっと大きな視点でみればそれも自然の一部だと言えなくもないですが・・・。
その全てを否定するつもりもないですし、それの恩恵を受けていることも事実ですので、とやかくいうつもりはまったくありませんが、来年の花見は少し違った気持ちで楽しむこととなるでしょう。