2013-03-29 人生・思想

時間について

夢を観ていました。

誰かとどれだけの時間が経過したかを勘で当てるゲームをしている夢でした。

5分間経ったと思ったときに手をあげるような感じです。

何度かやっていくうちに時間の経過をカウントすることを辞めて、自分がそうだと決めた時に手をあげるようにすると1秒の狂いもなくその時間を示すようになっていました。

誰でもあっと言う間に時間が経過した経験があると思いますし、ほとんどの人は年を取るにつれて1年が過ぎるのが早く感じているはずです。

以前このブログでも心臓の鼓動のスピードによって時間の感覚が変わるという話をしました。

今回はそういった生物学的な見地から考えるのではなく、量子物理学やスピリチュアル的な考え方が適当なのかも知れません。

時間を感じとる意識が別の世界または今の世界の中で発見されていない場所に移動しているような気がします。

夢の中の時間当てゲームでは、時間に振り回されるのではなく途中から自分が時間を支配するようになったのです。

ところで時間とはどんなものか考えたことがありますか。

時間を日常的な意味であらわすと以下のようになります。

1.ある時刻と別のある時刻との間。及びその長さ。

2.時刻。つまり時の流れの中のある1点のこと。

3.(哲学寄りの概念)空間と共に、認識のまたは物体界の成立のための最も基本的な形式をなすものであり、いっさいの出来事がそこで生起する枠のように考えられているもの。

※ウィキペディアより時間の流れについて考えてみると3つに分けられると思います。

ひとつは過去から未来へ流れている。もうひとつは未来から過去へ。最後は時間そのものが存在しないでその瞬間瞬間があるだけという考え方です。

ユダヤ・キリスト教では最初に創造主があり、そこから様々な因果によって現在に至るといった過去から未来へ時間が流れている考え方ですが、東洋のアビダルマという仏教哲学では未来から過去に時間が流れていると説かれています。

時間を認識するためには何かの変化を確認する必要があります。

ウィキペディアから、苫米地英人さんの話をご紹介したいと思います。苫米地さんは時間は未来から過去に流れているという説を支持されています。

この感覚は一度理解できると意外なほどに腑に落ちるという。自分に向かって未来がどんどんとやってきては過去へと消えてゆく感覚。(自分が過去から未来へと向かっているのではなく)未来のほうが自分に向かって流れてくる感覚である。

そして現在起きたことがどんどん過去になり遠ざかってゆくという時間の流れの感覚である。こう考えれば、現在は過去の産物などではなく、未来の産物であり、しかも未来というのは固定されたものではなく、無限の可能性であり、しかもその未来は(過去の因果ではなく)さらに未来の因果によって決まる、ということになる。

これを川の流れに喩えるなら、クルーザーに乗って川上に進みつつ、自分は川の一点を見ている、ということである。川は上流(未来)から下流(過去)に向かって流れている。ある時自分が上流から赤いボールが流れてくるのを見る。

その後青いボールが流れてくるのを見る。ユダヤ・キリスト教的時間観で見てしまうと「赤いボールが流れてきたから、青いボールが流れてきた」という解釈になる。だが実際はそうではない、と苫米地は指摘する。

赤いボールが流れてきた結果青いボールが流れてきたわけではない。未来という上流から、未来における何かの因果によって、赤、青の順番で放たれてそれが現在にまで到達したから、赤、青という順番で流れてきた、と苫米地は指摘する。

例えば上の事例で、赤いボールを拾うか拾うまいか迷った揚句拾わなかった。その後青いボールが流れてきたのを見た時に、どう考えるか、ということがある。ユダヤ・キリスト教的な時間観で解釈してしまうとつい「しまった、赤いボールを拾わなかったから、青いボールが流れてきてしまった」と考えることになってしまうが、この場合も、赤いボールを拾わなかった、ということと、その後に青いボールが流れてきた、ということは何の関係もない。

つまり「あの時、赤いボールを拾ってさえいれば…」などとくよくよ悩むことは意味がないのである。過去に縛られる理由などどこにもないと苫米地は指摘する。

ここでもうひとつ付け加えるとしたらボールを流しているのは誰かということです。

それは自分の影響が及ばない他人だと考えるのか自分自身だと考えるのかによってクルーザーに乗っているときの気分が変わります。

成功者といわれている人たちは間違いなく自分自身だと考えています。

話を戻しますが、時間を支配するというのも同じことで、5分後の時計を流せばいいということになります。

時間当てゲームに必要なのは最初と時間を確かめるときの時計だけなので。

2012〜2013年のYahoo!ブログ掲載記事。『集客の書』収録版から復元。
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