iPS 細胞
iPS 細胞という言葉を聞いたことはあるが、どんなものなのかが気になったので少しネットで調べてみました。
簡単にいうとこの細胞を増やすととかげの尻尾のように人間も再生出来るのだそうです。
人間は約60兆個の細胞で出来ていると言われていて、卵子が精子と結合し細胞分裂が始まり60兆個に達したときになぜか分裂が終わります。
その細胞のひとつひとつはどれも同じなのだそうです。
ではどうして同じ細胞なのに骨や血や髪の毛や爪、皮膚など形も硬さも変わってくるのか。
それはすべてのことが出来るのですが、わざとその役目のスイッチだけをオンにして他をオフにしているそうです。
骨のスイッチをオンにすれば骨の組織細胞になり、血のスイッチをオンにすれば血として活動するそうです。
そして本題に戻ります。
細かいことはよくわかりませんが、今までスイッチを切り替えることが出来ないと思われていた細胞にちょっと工夫して自由に変化することが出来るようになったのがiPS 細胞です。
科学の発見には偶然のものもあるでしょうけれど、このiPS 細胞というのは完全に仮説を実証した結果だと思います。
僕の持論では偶然などというものは存在しないのですが・・・。
科学に限らず研究する学者はこれまでの結果から推測、あるいは逆説などを検証して仮説をたて、それを証明できるかどうかに時間を費やしています。
iPS 細胞にはFbx15 という遺伝子がポイントだと研究者が仮説をたて、それを実証するべく実験を繰り返し、最終的にはその仮説を誰もが納得できる証拠を手に入れることが出来たようです。
この証拠となるものは、ES細胞の中にもともとあったものだと発見した山中教授自身も思っているのかも知れませんが、僕は山中教授とその開発グループの執念が作り上げたものだと思っています。
この世の中の発明や発見は全てそれらを最初に見つけた人たちの意思や思考によって作り出されたものだという確信があります。
ひとりの人物が描いた夢が他の人にも納得できる証拠があれば科学と見なされるでしょうけれど、誰も納得することが出来ないものであれば、それは妄想とか精神異常であると判断されます。
また証拠がなくても説得させるだけの話術があれば、それは宗教などのスピリチュアルなものとなるのでしょう。
現代は、科学も宗教もスピリチュアルなものも少しずつ互いを尊重して受け入れようとする時代です。
これから先、もっともっとそれらが融合することでこれまで信じられなかったことが誰もが納得せずにはいられないようなこととなるはずです。
あなたの考えの中で、自分では確信を得ているが人に言うと馬鹿にされるとか恥ずかしいと思うことはありませんか。
もしひとつでもあれば小さな声からで構いませんので叫んでみてください。
きっとあなたの世界の中で、それは現実のものとして目の前に出現するはずですから。
思考のすごい力~心はいかにして細胞をコントロールするかブルース・リプトン著:
2013/02/26金曜日の午後四時半、怒り狂った女性客がやってきた。「エンジン要点検ライト」の点滅がとまらないと言う。再三、このライト点滅の件で修理に出したというのに、相変わらず点滅を続けている。
金曜日の午後四時半に、激怒した客を相手に、このやっかいな問題に取り組もうと思う御仁がいるだろうか?
誰もが口をつぐんでいたところ、ある修理工が「わたしがなんとかしましょう」と言った。彼は車を裏のスペースに入れると、ダッシュボードの奥に手を突っ込んで、点滅していた電球をはずして投げ捨てた。
それからソーダの缶を開け、タバコに火をつけた。ちゃんと修理をしたと思わせるように適当な時間をおいてから表に戻り、修理完了を告げた。
警告ライトが点滅しなくなったのを見て客は大喜びし、夕陽の射す中、帰っていった。
これは182ページに書かれている一節です。
ブルース・リプトンさんは生物学者です。彼は経済的ににっちもさっちもいかない状況に陥り、導かれるままにカリブ海の医大で勤務することとなるのですが、それがきっかけとなってそれまで定説とされていたことを根底からくつがえすような発見をします。
それは量子物理学との出会いによってさらに拍車がかかることとなります。
量子物理学は簡単にいうとそれまで原子が物質の最小単位だと思われていたものが、それをさらに分析するとたんなるエネルギーのかたまりであるということを基本に研究される学問です。
冒頭の文章では、車修理について書かれていますが、これは現代の西洋医学を比喩したものです。
「エンジン要点検ライト」というのは病気の症状のことで、現代の医学は電球をはずしただけで根本的な解決をしていないということです。
彼は西洋医学を否定している訳ではなくエネルギーの塊である人体を健康にするためには、細胞を健康にするという意識をもつことの重要性を説いています。
医療分野だけでなく生物学界も見えないものは、排除する傾向にあり、これまでも多くの学者が異端視され学界で抹殺されてきたという経緯も述べられています。
この本を面白いと思うのは、僕が日ごろから考えていることを科学的に証明してくれているところです。
ひとつひとつ分かりやすく人体の構造を説明してくれているので、なんとなくそう思うから確信へと変わりつつあるのです。
遺伝だから仕方がないというこれまでの考えを180度変えることが可能になります。
人間に限らずこの世の中のもの全てが互いに影響しあって共存しています。
共鳴しあうことがなくなった細胞はやがて衰退し、絶滅するのかも知れません。
心をどのようにコントロールすれば健康で楽しい生活が出来るのかということを生物学的に説明していることが、ただの啓発本にはない魅力だと思います。
その内容を実践して僕自身が証拠となれるんじゃないかとワクワクしながら読みました。