2013-02-16 心理・カウンセリング

猜疑心

先日依頼された女性の話です。

結婚30年近くたっていてご主人とは数年前からセックスレスのようです。

勃起不全かもしれないともおっしゃっていました。

そんなご主人のポケットからコンドームが発見されて、それを問いただしてみるとハッキリと答えてくれないと悩まれていたのですが、先日お会いした時にそのことを聞いてみるとあまり気になさっていない様子でした。

愛情がなくなっていて浮気でもなんでも勝手にやったらいいなんてことは思っていなくて、コンドームが出てきた時にはとてもショックで悩まれていました。

それなのになにも明確な答えを聞いていないのにも関わらず主人は勃起不全だから・・・とおっしゃってました。

僕の説明の仕方がよくないので、彼女のことをうまく説明できてないと思いますが、ようはとても素直な人であって、人を疑うということを知らない人だと言いたい訳です。

そのエピソードを聞いたときに彼女がとてもうらやましいと思いました。

人間は誰でも猜疑心というものがあると思います。

それをたくさん抱えていると不安やねたみなどで四六時中イライラしていなければいけません。

彼女のようにその時は動揺してもその後疑うということをしないのは、かなり時間を有効に使っていると思います。ご主人からするととてもありがたい存在になるのではないでしょうか。

夫婦間でなくてもいつまでも過去のことに対してネチネチと疑われたりすることほど関わる人全てが幸せにならない行為はないと思います。

仮に疑っていたことが事実であったとしても事実だけを受け止めればいいことであって、疑う行為自体にはなんにもメリットがありません。

話が少しずれるかもしれませんが、僕の手はマッサージのときに温かくなります。

それと最近分かったのですが、人によって手の温度があきらかに変わります。

これはたぶん僕の手が温かくなっているというよりも手を当てている場所が僕の手と反応して熱を帯びてきているんだと思います。

僕は気功などの修行をしたわけでもないので、自由自在に操ることは出来ません。

ただ痛みやコリなどがある場所へは手からのエネルギーで少しでも和らいでくれたらという気持ちだけはいつも持っていて不思議とそういう場所にいくと温かくなります。

その温かさの違いをあらためて考えてみると温かくなる人はどちらかというと僕に対しての信頼度が高いような気がします。

ある気功師のかたが言ってたのですが、やはり疑り深い人にはあまり利かないそうです。

催眠術も同じようなものなのかもしれません。

もしかするとオーラや気そのものなども自分が感じていると信じているだけのような気がします。

いい方が逆ですね。

信じるから感じるのでしょう。

もっと言えば幻聴や幻覚なども同じものかもしません。

猜疑心というものが人間に芽生えたわけは、たぶん防衛本能からだと思います。

敵や有害なものから自分を守るために疑うことによってバリヤを張っているのでしょう。

弾丸から身を守る防弾チョッキのようなものであっても何枚も重ね着する必要もないでしょうし、そもそもピストルなどがない場所で着る必要はありません。

冒頭で紹介させていただいた女性のように疑うという心を持たないというのは、そう簡単に出来ることではありませんが、疑ってイライラするよりも騙されたとわかってガックリするほうが、立ち直りかたが早いと思いますし、自分が欲を出した結果の詐欺とかでない場合は、人生でそんなに騙されることはないと思います。

生まれたての赤ちゃんのような無防備な人を騙すのはかなりの勇気も必要でしょうから。

2012〜2013年のYahoo!ブログ掲載記事。『集客の書』収録版から復元。
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