陽性転移
カウンセリングや心理療法の過程でクライアントが過去に出会った人物などに抱いた感情をカウンセラーに向けることを感情転移といいます。
感情転移は陽性転移と陰性転移に分かれ、陽性転移とは信頼や尊敬などの感情を持つことで、陰性転移とは敵意、不信感などの負の感情を持つことをいいます。
僕の仕事はクライアントの話を聞くことに重きを置いているので、もしかするとそういった感情転移というものが発生しているのかもしれません。
幸いなことに陰性転移のような敵意や不信感を持った人に遭遇していないのですが、カウンセラーではないので本人の意思に関わらず強制的に会うということがないからそういった人がいたとしても遭遇しないだけなのかもしれません。
対して陽性転移についてですが、セックスにおいて絶頂感に達するには相手を信頼するということが大前提だと考えていますので、僕の施術の場合でもまず信頼していただくことに重きを置いています。
その過程でもしかすると心理療法における陽性転移のようなものが起きているかもしれないのは否定できません。
以前ご紹介した「プラトニック・アニマル」の著者である代々木忠監督(AV監督)のブログをさきほど偶然みたところ、この陽性転移に関するような記事を発見しました。
興味のあるかたはぜひご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/yoyochu/archives/53889882.htmlセックスが生きるための絶対条件ではないにしてもその存在そのものの大きさは無視することは出来ないものだと思います。
性教育という言葉自体は存在していても本当に大事なことについては、まったく教えられないまま大人になってしまって、その弊害によって夫婦に多くの問題が発生しています。
ホテルの部屋に入って女性の上着を預かりハンガーにかけてあげたり、コーヒーを入れてあげるだけで感動して涙する女性もいらっしゃいます。
当たり前のことが当たり前でないという社会について思うことが最近よくあります。
カウンセラーに簡単に恋心を抱いてしまうという心理は理解できますが、その人たちの周りにそれだけ話を親身に聞いてくれる人がいないということに驚いてしまいます。
親友や家族にも話せないようなことを話せる場所や人というのは、これからますます必要となるのかもしれません。
そういったところを利用せずに自分をさらけ出すことに抵抗を感じることのない社会になることが理想ではあるのですが・・。