2012-12-21 性とセックス

性感帯について

人間には性感帯と呼ばれる感じる箇所があって、そこを上手に刺激すると興奮度が高まり、やがて絶頂を迎えることが出来ると多くの人が思っているのではないだろうか。

実は僕も1年ぐらい前まではそう思っていた。

確かに神経が集中している場所があって、他の場所よりも感じやすくなっているのは事実だが、性的興奮を得られるかどうかについては、別問題である。

実際、施術をした女性を見ても局部以外で特に感じる場所を挙げてみると人によって違いがある。

耳首筋乳腺肩甲骨腰膝膝の裏太ももたぶん他にもいろんな場所があると思うし、膝の裏でも右足だけしか感じないという女性もいた。

また、最初はくすぐったいだけだった場所が時間をかけて性感度を上げていくとやがて気持ちよくなるのも不思議なことだが事実である。

不感症ではないでしょうかという質問を受けることがあるのだが、つねられて痛いとか熱い冷たいとかがわかるのであれば不感症ではないはずで、これまでそういった方々にも施術をさせていただいたが、すべて感じていただくことが出来ている。

性感帯がもしあるとすれば触覚に頼るだけでなく視覚・聴覚・臭覚・味覚などの五感から入る情報すべてに可能性があると思う。

情報が脳に伝達されてエンドルフィン等の快楽物質を分泌し始めると普段の状態ではなにも感じないか不快な刺激が快楽をもたらす刺激に変わるのかもしれない。

パートナーとのセックスの際には、挿入やオーガズムのことは少し横に置いて、パートナーの興奮するツボを探してみることをお勧めしたい。コリをほぐすマッサージを時間をかけてしてあげるだけでも血行がよくなり、より感じる場所が発見しやすくなる。

感じる場所がわかったときは、手のひらや甲、指先や爪、唇、歯、舌などを駆使して様々な刺激を与えてみるといい。相手の反応が変わるのを実感できるはずだ。

僕が今意識しているのは、五感に対する刺激とは別に見えないエネルギーのようなものの交流である。

先ほどの脳内物質の分泌によるのかどうかはわからないが、二人を取り巻く空気が急に変わる瞬間がある。

とくに僕のように初めて会う男性に対しての警戒心などから無意識に心を閉じている状態から、信頼し全てをゆだねてくれたときに変わるような気がする。

二人の「気」のようなものの周波数が同調した瞬間かもしれない。

その「気」を意識して交流させることで、オーガズムの強さや長さを増大させることが可能になる。それと同時に男女はもともとひとつのものだったということを実感できる。

まだそれを自由に扱うというところまでは出来ていないが、その存在自体は間違いないようなので今後はそれも駆使してもっと幸福感を提供できればと考えている。

それを実感してみたい方は、お互いの興奮度が高まった時に体を密着させて抱きしめあってみるといいかもしれない。目には見えないが弾力のある温かなものが感じることができると思う。

しいていえば、それがふたりにとっての性感帯と呼ぶべきものなのかもしれない。

2012〜2013年のYahoo!ブログ掲載記事。『集客の書』収録版から復元。
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