2012-11-27 恋愛・夫婦関係

子供のことを考えて離婚できない人へ

子はかすがいという意味を調べてみました。

かすがい(鎹)とは材木と材木をつなぎとめるためのコの字型の大釘だそうです。

先日、依頼者の方から心が温まる話を聞きました。

彼女はご主人のDVが原因で10数年前に離婚されています。まだ小さかった二人のお子さんだけを引き取り養育費も慰謝料の請求せずに必死で働かれてこられました。

彼女のお子さんは二人とも奨学金制度を利用して大学に進んでいます。

クリスマスが近かったのでサンタクロースの話題になり、僕のうちでは数年前にこっそりと枕元にプレゼントを置いた際に長女が目を覚ましてしまってサンタクロースの正体がばれているかもしれないと言った所、彼女のお子さんは去年まで信じていたと話してくれました。

ばれたのではなく知ってることだと思って彼女自身がお子さんにカミングアウトしたんです。

それを聞いた子供達はショックで泣き出したそうです。

母親もサンタクロースからプレゼントをもらっていたと信じていたので、その話を聞いた年からは二人でお母さんへプレゼントを渡すことになったみたいです。

離婚してからお父さんとは一度も会ったことがないそうです。

彼女が会わせない様にしているわけでもなく会いたくなったらいつでも会っていいと言っているそうですが、特に必要を感じていないみたいで学業やアルバイトで目いっぱい時間を過ごされています。

ふたりとも将来の夢をしっかりと持って今の大学への進学を実現させたのですが、卒業してからのことについては、母親である彼女自身は子供たちの好きなようにすればいいと考えていらっしゃいます。

子供を親をつなぎとめるための釘にたとえるのは傲慢以外のなにものでもありません。

僕自身、物心がついたときには父親がいませんでした。

25歳の時に父親について話をしたことがあって、生きていて腹違いの弟がいることを聞かされました。それまでてっきり死んでいるものだと思っていたので少し不思議な気持ちになりました。

それから20年ほどして父親と再会したのですが、ドラマのような劇的な感情はまったく湧きませんでした。

喜びも憎しみもです。

子育てをするときについ自分の意見を通そうとします。

片づけが出来ないとかゲームばっかりやってるとか、門限を守らないとかいろいろあるとは思いますが、そのたびにイライラして声を張り上げたりしつけという暴力を振るったりします。

昨日の記事にも書きましたが、自分以外の人を自分の思い通りにしようなんて思わないことです。

仲の悪い夫婦が一緒にいるよりも夫婦が離れてお互いを尊重できる関係になっている姿を子供に見せる方が何倍もいい影響を与えるはずです。

離婚をせずにまたお互いを尊重できる関係になるのがベストだと思いますが、子供を引き合いに出して離婚をするかしないかを判断するのは本末転倒です。

僕の母親は離婚したことに対して子供達に迷惑をかけてしまったとずっと思っています。

そのために何時まで経っても子供に対して心配をし、そのせいで自分の体まで壊すということをしています。

親が子供にすることは自分の生き方を身近な参考として見せることと子供の生き方に対して文句を言わないことだと思います。

親が子供に教えることよりも子供から教わることのほうが多いような気がします。

子供のことを考えて離婚が出来ないというのは、子供に責任を押し付けているだけではないでしょうか。

僕に依頼されているバツ一の方々にお子さんについての話を聞くと皆さんとてもいい子供だという印象しかありません。

出来ればご主人とそういった視点で話し合いをされることをおすすめします。

仮に離婚したとしてもお互いを憎みあうことだけはしないようにしてください。

自分の両親が互いを憎み合う姿を子供に見せることほど残酷なことはないと思いませんか。

2012〜2013年のYahoo!ブログ掲載記事。『集客の書』収録版から復元。
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