2012-11-19 読書・書評

この世の悩みがゼロになる小林正観著

著者の小林さんは年間330回も講演をされた実績があるほど人気があるようです。

感情のコントロールについてはとくに自分の基準を下げれば余計なことに怒ったり悲しんだり悩むことがなくなるというのです。

特に印象的なのは、赤ちゃんについて書かれたことでした。赤ちゃんは生まれたばかりの時は3つの感情しか持っていないということです。

1つ目は「安らぐ」。安らいでスヤスヤ眠っているなど。

2つ目は「泣く」。お腹が空いたときやおしめが濡れているときなどに要求する手段として。

3つ目は「笑顔」。笑いかけるとニコッと笑い返します。

この3つの感情しか持ち合わせていなくて、怒ったりとか悲しんだりとかはありません。これらの感情は成長していくにつれて親や社会から後天的に刷り込まれたと言われています。

腹を立てるという感情ではなくて腹を立てていることを見せるという行動を選択しているのです。理由はそれをすることで、相手をコントロールしたいからです。そういった方法論で成長してきたために、自然と身についてきたのでしょう。

ただ本質的には赤ちゃんの3つの感情しかないわけで、それ以外のものは演技をしているにすぎません。

安らいだり笑顔になったりしても疲れませんが、怒ることには大変なエネルギーが必要になります。物事を解決に導くために使ってきた怒るという演技を笑顔を使って導くという方法にすれば楽になるという話でした。

この本にはいろんなテーマで相談内容が具体的に提示されていて、その都度相談者と小林正観さんとのやり取りがあります。

それまで悩んでいたことがばからしくなるぐらい簡単に解決する場面がいたるところにありますので、微笑みながら読まれるといいと思います。

全然関係ないですが、正観と性感なにか運命的なものを感じます。

2012〜2013年のYahoo!ブログ掲載記事。『集客の書』収録版から復元。
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